「カープ丸裸作戦」に取りかかれ!
阪神が、広島の戦いぶりを視察するスコアラーの増員を検討していることが20日、分かった。10月12日に始まるCSファーストステージへの進出は決定的で、3位広島との対決が濃厚だ。
短期決戦を勝ち抜くために、ライバルの戦いを徹底マークする。今季は御子柴進スコアラーが対戦直前の「先乗りスコアラー」として広島に密着してきた。選手個々の好不調、打球方向などプレーの傾向、先発ローテーションの順番、継投パターン、代打起用のタイミング…。007が収集すべき情報は多岐にわたり、増員することで、より多角的なヒントを得られるメリットがある。
CSをにらみ、積極的に動いている。前日19日までの広島3連戦(マツダスタジアム)は新たな試みを取り入れた。今季は関川打撃コーチがベンチ入りスコアラーに登録されていたが、今回のカードは広島担当の御子柴スコアラーが試合中、ベンチに入って首脳陣に傾向などを伝えていた。密着マークでしか得られない視点や肌で感じる「ナマ情報」も貴重な戦力だろう。
黒田ヘッドコーチは「1度、やってみようということ。いままでの(データの)蓄積もあるし、去年のデータもある。(担当スコアラーの増員も)そういうのも、やっていかないといけない」と説明する。広島の残り11試合を徹底チェック。かつて常勝西武は情報戦を制して日本シリーズで強みを発揮した。今季の広島戦は12勝11敗とほぼ互角。新たな「弱点」を見つけ出せば短期決戦で優位に立てる。



