森脇オリックスが最後の切り札を投入する。「右鎖骨下における腕神経叢(そう)の炎症」で長期離脱していた馬原孝浩投手(31)が、今日28日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)で移籍後初めて1軍に昇格する。CS進出の望みをわずかに残したチームは、3連勝中。優勝の味を知る豪腕は無心に腕を振り、チームに貢献する。
合宿所「青濤館」を訪れた右腕は精かんな顔つきで「やっとという感じ。不安はない。ずっと後ろをやってきて、楽しむことなんてとうの昔に忘れてしまった。スタイルを変えることはない。腕を振っていくだろう」と静かにスイッチを入れた。離脱から約6カ月。通算180セーブを誇る男の“開幕”で、オリックスの最終章が始まる。




