ソフトバンクは7日、高波文一2軍外野守備走塁コーチ(37)前田忠節2軍内野守備走塁コーチ(36)と来季契約を結ばないことを発表した。昨年入団した前田コーチは「中途半端にやめるが、まだまだ伸びるいい選手はいっぱいいる。勝つだけが2軍でない中、選手を育てられて幸せでした」と語った。

 また、今季限りで退団する大石大二郎ヘッドコーチ(54)が荷物整理のためヤフオクドームを訪れ「チームが低迷した時は誰かが責任を取らないといけない」と語った。盗塁数が144個から87個に減った点に「走れる選手はいた。それも含めてベンチワーク。5球団のクイックモーションが進んできた」と言い残した。この日、石渡編成・育成部長は大石ヘッドの退団を明言し、高山1軍投手コーチについては「1軍投手コーチを退任ということ」と何らかの形で球団に残る可能性を示唆した。