あのドラマのように、やられたらやり返す!?
中日谷繁元信捕手兼任監督(42)が20日、大トリで契約更改交渉を行った。選手として6000万円ダウンの1億3000万円でサイン。同交渉は保留者ゼロで終了した。落合博満ゼネラルマネジャー(GM、59)のもと大なたが振るわれ、何と合計8億2940万円の選手年俸が削減された。これを受け、谷繁兼任監督は「来年頑張ってGMを困らせたい」と、選手らにハッパを掛けた。
11月にして早くも大トリ更改となった谷繁捕手も、32%ダウンを食らった。選手としての来季年俸は6000万円減の1億3000万円に。ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で交渉を終え、スーツで会見場へやって来た。「トリ?
トリもダウンでしたね」。こう苦笑いした。
落合GMのもと減額制限超え4人、制限いっぱい続出の厳冬更改。いてつく冬の嵐の締めくくり、注目の兼任監督も評価はダウンだった。終わってみれば約2週間で保留者ゼロで終了。8億2940万円の選手年俸削減という、史上例のない大なたが振るわれた。
プロは年俸が評価の基準。下げられたままでは終われない。四半世紀に渡りこの世界で生き抜いてきた名捕手は気勢を上げた。
「来年は選手全員で頑張って、GMを困らせたいですね」
一丸で結果を出し、カットされた年俸を取り戻そう-。こうハッパを掛けた。
「単純でいいんじゃないですか。やれば上がる、ダメなら下がる」。若き指揮官は信賞必罰の評価を冷静に受け止めた。実際にフル回転した左腕岡田は417%増を勝ち取っている。あのドラマのやられたらやり返す、ではないが合言葉は取られた?
分は取り返す、だ-。
交渉の場では同時に監督としても正式契約を結んだ。選手とは別に4年契約、年俸1億円。若き指揮官のもと、12年ぶりのBクラスに沈んだチームは、人気ドラマ方式で巻き返す。(金額は推定)【八反誠】



