オリックス東野峻投手(27)が12日、「サラブレッドボディー」で開幕ローテ奪取を目指すことを誓った。1月上旬から、海田、塚原とともに熊本市内の総合運動公園で自主トレを実施。テーマについて「馬です。練習では馬のようにひたすら走って、食事は馬肉で栄養源を補給する。投球の基本は下半身なので、しっかり鍛えて、キャンプに臨みます」と熱く語った。

 効率良く、体を作ることを求めた結果だった。馬肉は低カロリー、高タンパクとされ、疲労回復を促進するグリコーゲンなどの栄養素も十分。今回の自主トレは走るメニューが多く、5キロ以上を超える日もあるそうで「馬肉を食べて、練習でそれを上質な筋肉に変えることができれば」と話す。タレントで百獣の王を目指す武井壮も馬肉を推薦しているという。くまモンが一躍有名になったが、熊本は火の国とも言われる。「1軍の戦力になれるように。僕も燃えてます」と闘志を込めた。【久保賢吾】