即戦力ルーキーは、営業面でも即戦力だった。オリックスのドラフト1位吉田一将投手(24=JR東日本)が13日、神戸市内のグッズショップで2位東明大貴投手(24=富士重工)とともにトークショー&握手会を行った。グッズ購入者先着100人に配布される「イベント参加券」は開店と同時に“完売”。「ビックリした。これもプロの仕事なんで…」とそつなくこなすあたりに、大物感が漂う。22日には奈良県知事を表敬訪問することも決定。新人合同自主トレ中の新人選手としては、異例のイベントラッシュになった。
もちろん、本業でも即戦力の期待に応える。トークショーでは「開幕に合わせて、札幌ドームで投げられるようにがんばりたい」と決意を表明。日本ハムとの開幕カード登板に意欲を燃やした。ただ、これも吉田一が描く野望の第1歩だ。
「WBCは絶対に出たい。20年の東京五輪で野球が復活するかもしれない。7年後は脂が乗って、技術面も充実している。(先発ローテの)3番手に入れば、見えてくる」
日本代表入りまで熱望だ。社会人時代に2度の国際大会を経験。「(代表の)最高峰に入る気持ちをプロで持っていても損はない」。「オリのダル」と呼ばれる長身右腕がスター街道を目指す。【田口真一郎】



