オリックスT-岡田外野手(25)に、森脇浩司監督(53)が“改名のススメ”だ。復活を期待する指揮官は「見た目から変えることも大事だし、とんでもないくらいの変化も必要。(登録名は)前にTをつけなくてもいいんじゃないか」と提案した。

 本名・岡田貴弘の頭文字と恐竜ティラノサウルス(T-レックス)をイメージし、登録名をT-岡田にした10年には、本塁打王を獲得。だがその後は成績が下降。昨季は58試合、4本塁打に終わった。T-岡田も「ファンのみなさんに案を出してもらった中から選んだものですし、変えるとなると寂しいですが、検討してみます」と前向きだ。16日はほっともっと神戸で自主トレを公開。100キロ超の体重を98キロ~99キロに減量。故障防止と体のキレを出すためシーズン中も維持する。ティー打撃では先端がふくらんだ特製バットを使うなど「これからの野球人生がかかっているくらい大事な1年」に向かい、自身も変化を求めている。【高垣誠】