ソフトバンク中田賢一投手(31)が出身地の北九州市民球場での登板を熱望した。「両翼92メートルで狭いですけど、ぜひ投げたいですね」。“打高投低”と言えるマウンドを嫌がる投手が多い中、北九州愛が強い右腕は喜んで手を挙げた。今季は同球場で5月9日西武戦と7月22日ロッテ戦の2試合が予定されている。7月なら鷹の祭典で超満員だ。登板すれば中日時代の06年横浜とのオープン戦以来8年ぶり、公式戦では初となる。

 中田はさらに北九州をPRしようと「折尾のかしわ飯が好きなので(名物の)焼きうどんと合わせて炭水化物祭りにしたいですね」と選手弁当のオファーが来た場合の構想も披露した。

 出身の北九大には個人でも打撃練習ができるように、打撃ケージを贈呈する。徳永政夫監督(57)は「ありがたい話です。(中田が)結果を出せば地元も喜んでくれる。やりがいのある場所に来たと思います」と話す。生まれ育った愛する北九州のためにも、先発ローテ入りは譲れない。

 ◆中田の北九州での登板

 06年3月4日横浜戦で先発。2回に内川(現ソフトバンク)の打球をワンバウンドで左ふくらはぎ付近に受けそのまま降板。球数はわずか20球だった。