「史上最高のサブマリン」を質問攻めにする。1軍キャンプスタートの中日ドラフト2位、又吉克樹投手(23=四国IL・香川)が22日、山田久志氏(65=日刊スポーツ評論家)との再会を熱望した。ナゴヤ球場で自主トレを行った変則サイド右腕は、山田氏がキャンプを訪問する予定があることを伝え聞いて大興奮。一気にまくし立てた。
又吉
ほんとですか?
山田さんはアンダースローなのに本格派と言われる投手なんですよ。代名詞のシンカーもありますしね。僕も代名詞を作りたい。可能ならお話を聞きたい。
その口ぶりは好きなアイドルを語っているかのよう。山田氏が現役引退した88年は、又吉はまだ生まれていない。なぜこれほど憧れを抱くのか?
それは通算284勝のサブマリンが、又吉の“先生”だからだ。本格的にサイドハンドになった大学時代から山田氏の著書を読み、動画サイトで投球フォームを研究した。
昨年10月に地元テレビ局の番組で初めて遭遇した際は、「栄光に近道なし」の座右の銘が書かれたサインボールをもらった。だが、ガチガチで頭に浮かんだ質問は吹き飛んだ。
又吉
腕が遅れて出てくるところはいいねって言ってもらいました。聞きたいことはたくさんあったんですけど、緊張しすぎて…。
初めてのプロのキャンプ。しかも1軍。食らいつくのに必死で余裕などないかもしれない。それは承知だ。だが、チャンスが再び巡ってきたときは…。質問をぶつけ、サブマリンのエキスをしっかり吸収してみせる。【桝井聡】



