「ノムさんイズム」、すでにばっちりです!

 ヤクルトのドラフト1位杉浦稔大投手(21=国学院大)が25日、神宮外苑のブルペンで座った捕手相手の投球を初披露。188センチの長身から投じられた30球の直球のほとんどが、低く構えたミットに吸い込まれた。「最初なので高めにいくかなと思った」という不安をよそに、内外角の低めにきれいな球筋の直球がいった。

 なかでも野村克也元監督が「原点」と表現して重視する「外角低め」への制球が抜群だった。この日は「体全体のバランスと下半身と上半身の使い方のタイミング」をチェックポイントにしていた。「ばらつきがありました」と反省しつつも、「野球を始めたころからそれ(外角低め)が大事だと常々言われてきました。投手にとって生命線なので」と、抜群の制球力で能力の高さを見せた。

 1軍スタートとなった春季キャンプに向け、27日にもう1度ブルペン入りする。「まずは直球の感覚が大事」と、「原点」にさらに磨きを掛けていく。