チルドレンのため、富山から参上や!
阪神の掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーター(DC=58)が25日、仕事で訪れていた富山県内から鳴尾浜に駆けつけ、伊藤隼太外野手(24)、中谷将大外野手(21)の打撃をチェックした。
午後2時。掛布DCが1人で鳴尾浜にやってきた。「昨日(24日)、いきなり(伊藤)隼太が電話してきたんだよ。『(打撃を)見るだけ見てもらえませんか』って」。突然届いた伊藤隼からの“オファー”。伊藤隼は、前日24日に巨人高橋由らとの沖縄合同自主トレを終えて帰阪。今日26日にキャンプの前乗りとして再び沖縄へ飛び立つ。掛布DCは2月中旬に沖縄・宜野座入りの予定。伊藤隼にしてみれば、この日を逃せば、掛布DCの沖縄入りまで待たなければいけない。愛弟子のむちゃな?
要望に掛布DCは快く応えた。
「俺が富山にいるから、じゃあ(午後)2時くらいってなってさ。あの野郎。2時間早く帰ってきたよ」
鳴尾浜では室内練習場で1時間弱、伊藤隼と中谷の打撃練習を見守った。「(伊藤隼は)自分の形というか、11月からやってきた形が身になりつつある。彼は続けてやる能力が高い。中谷も良かった。(伊藤隼からも)刺激を受けるんじゃないかな」。チェックを終えた伊藤隼も「やってきたことを継続して、沖縄でも振り込んできた。そう言ってもらえると自信を持って行ける」と喜んだ。
異例の駆けつけチェックを終えた掛布DC。「(富山から急いで来た)価値はあったよ」。鳴尾浜を後にするときにみせた笑顔にも、急いだ分以上の収穫が、にじんでいた。【松本航】



