ソフトバンク東浜巨投手(23)が2日、「宜野座カーブ」をヒントにした「巨カーブ」に手応えをつかんだ。初日から連日のブルペン100球超えとなる109球を投げた。「昨日(1日)より(右肩が)張っている状態で投げられた」と充実感たっぷりに話した。

 その中でも受けた細川から「よくブレーキが利いていた」と称賛されたのがカーブ。昨年11月から参加したプエルトリコでのウインターリーグで覚えてきた新球だ。「宜野座カーブに近いですね。ヒントになりました」。01年に21世紀枠でセンバツに出場した宜野座(沖縄)で開発されたという回転数が多く大きく縦に変化するカーブだ。

 小学5年だった東浜少年たちは、みんなでまねをした。その年の冬、東浜は右腕を骨折し手首の可動域が制限された。「僕は手首硬いんでみんなと同じには投げられない」。手首でひねらず前で離し、中指にひっかける感じで回転をつける。投げた後の手首はシュートを投げるように外を向く。捕手の足のつま先をめがけると低めに決まるという。

 残り2日の第1クールで3度目のブルペン投球を行う予定。体力不足を指摘された1年前とは違い、技術面も体力面も進化している。【石橋隆雄】