日本ハム中田翔内野手(24)が、あこがれの人の存在に大ハッスルした。沖縄・名護キャンプ第1クール最終日の4日、侍ジャパンの小久保裕紀監督(42)が視察のため来訪。昨年11月の台湾代表との強化試合で4番に抜てきした恩師と約3カ月ぶりに再会し、激励された。「バンバン気持ちよく振っていってくれと言われました」と、日本代表の主砲にふさわしい活躍を求められた。
指令をすぐさま実行した。小久保監督が次の視察先へ移動のため、名護を後にした直後のフリー打撃で怪力を披露。中堅方向へ高々と舞い上がった打球は、名護市営球場のバックスクリーンの最上部付近に直撃。推定150メートルの特大弾で存在感を発揮した。上空は本塁から中堅方向への強い追い風という好条件ということもあり「会心ではないね。風が強かったから。若干、詰まっていたしね。気持ちよく打てたけど」と、さらりと振り返った。
全体練習後は2日に続いて特守を敢行。約1時間も白井内野守備走塁兼作戦コーチのノックを受け続けた。「楽しかったですね」と、打球だけでなく同コーチの“口撃”にも負けずに楽しむ余裕も見せた。
休日明けの6日からは実戦が始まり、三塁デビューも近づいてきた。「不安も怖さもあるけど、ここまで来たら、やるしかない。びびっても、しょうがない」と、ミスを恐れず果敢に挑むつもり。「雲の上の存在」と崇拝する小久保監督からパワーを注入され、攻守で発奮した1日だった。【木下大輔】



