3年目を迎えた楽天北川倫太郎外野手(20)が1軍生き残りへアピールした。6日から投手が打撃投手を務め、北川は宮川、福山と“対戦”した。計20スイングで、安打性の当たりは6本。中堅から逆方向の左へライナーを続け「タイミングは取れました。自分は引っ張りにいくと結果が出ない。こすったフライが多かったので、遊撃の頭を越すことを意識しています」と手応えを口にした。

 キャンプは2軍スタートだったが、3日から4日連続で1軍キャンプに参加中。このまま居座りたい。9日には初実戦の紅白戦が控えている。「僕みたいな選手は、結果を残さないと残っていけませんから」と気合十分だ。この日で第1クールを終えたが、仁村チーフコーチは「打撃は評価できる」と言った。第2クールでもアピールを続ける。【古川真弥】