日本ハム中田翔内野手(24)が、今日8日の紅白戦で斎藤にガチンコ勝負を挑む。7日、栗山監督が両者を別のチームに組み分けすることを明言。11年の沖縄・名護キャンプで新人の斎藤が打撃投手として中田に投げたことはあったが、試合での対戦はプロ入り初。06年夏の甲子園では2回戦で対戦し、佑ちゃんに屈した若き主砲。故障からの復活を目指す1歳上の先輩と全力でぶつかる。

 スラッガーの本能が、ムクムクとわいてきた。中田が佑ちゃんとのガチンコ勝負を宣言した。

 中田

 打席に立つからには真剣勝負。今できる力を出して(首脳陣に)アピールしたい。

 今日8日の紅白戦。栗山監督はこの日、中田を白組の「4番三塁」、斎藤を紅組の先発として対戦させることを明かした。試合での対戦は06年夏の甲子園2回戦以来。大阪桐蔭2年だった中田は、早実3年の斎藤の前に4打数3三振と完敗した。あれから約7年半が経過。注目のプロ初対決にも冷静だった。

 中田

 (気負いは)オレも全然ないし、斎藤さんもないと思う。

 ともに調整段階で、キャンプ序盤での結果に一喜一憂する段階ではないと説いた。だから、リベンジの思いもない。当時の悔しさを覚えているかと問われても、一蹴した。

 中田

 それを今言って、どうなる?

 オレは高校生じゃないよ。

 今では侍ジャパンの4番を張るまでに成長。プライドをちらりとのぞかせ、個人的な思いは封印した。

 11年の名護キャンプでは、打撃投手を務めた斎藤から23スイングで7本の柵越え。しかし、2人とも3年前に比べ立場が変わった。中田は不動のレギュラーとなり守備では三塁コンバートに挑戦。斎藤は故障からの復活を期すシーズン。「どうなるんだろう…。とにかく集中して打席に立ちたい」。相手よりもまず自分。グラウンドでは真っ向勝負で立ち向かう。【木下大輔】