「プロの練習はすごいです。宮城にいた頃はこんな練習できなかった」。楽天のドラフト9位今野龍太投手(18=岩出山)は、久米島2軍キャンプで行われた初めての砂浜ダッシュに充実感をにじませる。部員わずか11人の公立校から飛び込んだプロの世界に「練習についていくのは大変。体もバキバキです」と笑う。それでも地道な体力づくりのメニューでも課題をこなすべく、真剣に取り組む。

 真っ先に掲げるのが下半身の強化だ。「自分は下半身がまだまだ弱い。だからこういう砂浜ダッシュはとても効果があると思う」と話す。2軍キャンプには美馬や斎藤、小山伸ら主力も調整中。プロ中のプロの姿を見て、自分の体の細さを痛感している。

 目指す1軍昇格は「3年後までにはしたい」とちょっぴり控えめ。「まだ自分は体が全然。しっかり体作りをして、プロで通用する力を蓄えないと」と未来予想図はしっかりと描いている。だからこそ厳しい練習にも「宮城なら今頃雪が降って練習なんて満足にできないですよ」と前向きに取り組む。「岩出山の星」から「東北の星」になるため、今日も砂浜を1歩ずつ踏みしめる。【島根純】