楽天銀次内野手(25)は9日、久米島キャンプ第2クール2日目を終え、充実感あふれる笑みを浮かべた。室内練習場で大物助っ人ユーキリスから呼び止められ、約20分間のレッスンを受けたからだ。「フォロースルーについて言われました。インコースに来た球を払わずに上からたたいて、フォロースルーで持って行くみたいな感じです」。前日に合流したばかりのメジャー通算150本塁打の大砲からの金言。自然と表情は緩んだ。
昨季は打率3割1分7厘でリーグ4位と大ブレークした。今キャンプでも1日700スイングを行い、バットコントロールを高めている。「枡田と岡島が3割5分打つと言っているので、自分は3割5分1厘打って首位打者をとりたい」と鼻息は荒い。チーム内の競争を刺激にして、パ・リーグを代表する打者になろうと意気込んでいる。
言葉だけでなく、調子も上向きだ。この日行われた紅白戦では3番三塁で出場し、3打数3安打1打点の固め打ち。初回には右中間を鋭く破る二塁打を放つなど力強さが増している。「打席では良い感じでバットが振れた」と手応えをつかむ。「楽天を引っ張っていけるようにたくさん声を出していきたい」と話す男の勢いは久米島でさらに加速していく。【島根純】



