日本ハム大谷翔平投手(19)が、今日11日阪神との練習試合(沖縄・宜野座)で、野手として今季初出場する。練習休日の10日は、名護市内の室内練習場でマシン打撃など自主練習を行った。投打「二刀流」2年目も本格的にスタートするが、栗山英樹監督(52)は、夏ごろを目標に、理想型である週5試合出場(投手1、野手4)に挑戦させたい意向を明かした。
コロコロと表情が変わった。休日返上でマシン打撃を行った大谷。野手として今季初出場する予定の今日11日阪神戦(宜野座)へ向けて気持ちを高め「初めて打席に立つので、どんな感じか確認したい。初球からどんどん狙っていきたいです」と意気込んだ。一箱打ち終わると、散乱したボールを集めるため、今度は投球フォームを確認しながらネットスロー。投手としては、15日DeNA戦(宜野湾)での次回登板を見据えていた。
2回無失点だった8日の紅白戦から、次回登板までは中6日。ちょうどシーズン中と同じ間隔になる。昨年よりも投手の練習がメーンとなり、大谷も「(打撃は)まだまだ底上げの段階。完成はしていないし、仕上がりとかはないです」と話すが、登板の合間で打者としてどれだけやれるのか、テストケースとなる。
栗山監督は理想のプランをあたためている。一番効率的で調整もしやすい日曜日の登板に固定する案を検討中だが「日曜日に投げて、火~金まで野手で出て、土曜は休む。そうすれば(週6試合中)5試合出られる。いつかできないかなぁと考えている」。それを1年間続けられるのが究極の理想型。まだ高卒2年目の今季は発展途上ではあるが、同監督は「夏場ころまでに1回できないかなと思っている」と、状態次第では今季中にも挑戦させる可能性を探っていく。
昨年10月に行われた秋季教育(フェニックス)リーグでは投手専念だったため、実戦の打席に立つのは昨季の最終戦(10月6日対西武)以来、約4カ月ぶり。大谷は「フリー打撃の感じは去年よりいい。自分のスイングができるかどうかです」と見据えた。打者大谷の初実戦に、ファンだけでなく、首脳陣も注視する。【本間翼】



