合流即サヨナラ満塁弾!?

 阪神の新助っ人マウロ・ゴメス内野手(29=ナショナルズ3A)が、来日初の打撃練習で豪快にぶっ放した。来日&入団会見から一夜明け。早速室内で打撃練習に汗を流したが、驚弾?

 は打撃投手のオマリー打撃コーチ補佐が投じた40球目だった。

 188センチ、104キロの巨漢が振ったバットからバチンッという打球音が響いた。打球は左中間方向に飛び、ネットの上部に当たった。直球をたたきつぶすように打ち返したゴメスが「最後のはホームランだろう!

 ベリーグーッ!」と胸を張った。オマリー打撃コーチ補佐は「最後は2アウト満塁。(ゴメスは)満塁ホームラン打った。ゴメス、サヨナラ勝チネ」と“証言”。状況を設定して打ち込む中で最後は3点ビハインド、2死満塁とされていた。双方文句なしの逆転満塁弾だった。

 生まれたばかりの長女の入院で、本格的な打撃練習から2週間ほど遠ざかっていた。それでも40スイングで、本塁打とみられる豪快な打球を19本放った。近年の阪神助っ人にない迫力は、中日の井本スコアラーも「スタイルが(ヤクルト)バレンティンに似ている。自分のポイントを待っている感じがする」と昨季60発の新記録男になぞらえるほど。ゴメス自身も前夜は仕上がり具合を「80%」としていたが、この日は「90%」と一気に引き上げた。

 ゴメスは「(チームが練習オフの)明日も練習するぜ。ゲームに入れるような状態に持っていくだけ」。虎の新4番が、シーズンで劇弾を放つため、調整ペースを上げていく。【松本航】