阪神岩田稔投手(30)と榎田大樹投手(27)が、ともに15日の紅白戦で登板する方向であることが11日、分かった。2人はともに9日のシート打撃に登板。岩田は投球動作のバランスを崩し、打者7人で3安打。「全然ダメ。フォームがぐちゃぐちゃ」と猛省し、この日も宜野座ドーム内で入念にチェックした。榎田はシート打撃ではスライダーで緒方と俊介から空振り三振を奪っていた。それでも「一番は真っすぐをどれだけしっかり投げられるか。緩急も使わないと」と油断しない。キャンプ序盤には中西投手コーチから「もたもたするな。お前らあっての若手だ」とハッパを掛けられた。開幕ローテ入りに向けて、ともに大切なスタートになる。