阪神の新守護神、呉昇桓(オ・スンファン)投手(31=韓国・サムスン)が、20日の紅白戦で“初登板”することが16日、わかった。最終回の登板を予定しており、8回にはセットアッパー福原忍投手(37)が登板することも分かった。2人の実戦初登板から、本番を想定した豪華なリレーとなる。
8回には「ヒョン(兄貴)」がいる。福原は昨季50試合に登板し防御率1・20。投手陣最年長のベテラン右腕をベンチから送り出し、自身もマウンドに上がるまでのルーティンを開始する。シーズンを想定したリレーを行うことで、登板までのリズムも早い段階でつかめるというわけだ。初の対外試合登板が予定されている25日の練習試合韓国・LG戦(宜野座)も福原-呉昇桓のFOリレーを予定。首脳陣の本気度が伺える。
福原のキレのある直球から、呉昇桓の石直球へ。しびれるリレーに向けて淡々と調整を続けている。宜野座に残りランニング、ゴロ捕などのメニューで汗を流し「(20日は)聞いている。今のところは過程だと思っています」と表情を変えない。福原も「真っすぐのかかり方とかね。打者に投げるので」と課題の消化に全力を注ぐまでだ。
FOリレーがピッタリはまれば、安芸で調整中の加藤、安藤を含めて救援陣は強固になる。新守護神を成功へ導くための早めの試運転。シーズンでさく裂する必勝リレーが早くもベールを脱ぐ。



