楽天則本昂大投手(23)が17日、2年連続の大役へ名乗りを上げた。沖縄・金武(きん)町で今年初めてフリー打撃に登板後、「開幕投手が立候補制だと聞いたので、取りあえず立候補はします」と宣言。初の実戦形式では榎本と西田に対して全38球を投げ、安打性の当たりを4本しか許さなかった。「思っていたより良かった。真っすぐはばらつきがあったけど強い球を放れていた」と手応えを口にした。

 久米島キャンプの6日に、星野監督が開幕投手を立候補制にすると示唆。全員にチャンスがあるとし、競争意識をあおった。しかし、10日以上経過しても手を挙げる投手は現れていなかった。そこで「立候補しない限り権利は得られないんで」と先陣を切って、宣言。「大役なんで任せられたらうれしい面はある。他の誰かが投げたら悔しいのかは分からない。チームが勝てばいい」と今後の競争を歓迎した。

 仕上がりは「50%という感じ」と途上だ。フォームにキレを出すため、短距離走や切り返しのあるシャトルランを増やしていく。自らに重圧を与える意味でも手を挙げた。見据えるのは3月28日の西武戦だ。【島根純】