<オープン戦:オリックス0-3楽天>◇13日◇京セラドーム大阪
楽天後藤光尊内野手(35)が古巣相手に大暴れした。オリックス戦に先発出場。3打数2安打1打点と大活躍した。打席に立つと、右翼側のオリックス側からも「後藤!」の声援が飛ぶ。「チームが変わっても声援を送ってくれるのは、ありがたい」と力に変えた。1回1死一塁。マウンドにはオリックス金子。カウント1ボール2ストライクからの4球目、128キロの変化球を振り抜いた。打球はぐんぐん伸びて、右中間を破る適時二塁打となった。
古巣相手に不思議な感覚はぬぐえなかった。試合前は「まだ変な感じがする」と、グラウンドに早めに出てオリックスの練習を見ながらウオーミングアップを行った。あいさつに駆けよってくる後輩たちに笑顔を見せたが、「自分は結果が第一なんで」と感傷に浸ることなくバットで応えた。第3打席にも左翼への三塁打を放つなど好調を維持。内野は競争が激しく藤田、松井稼らと椅子を争う。外野の守備に就くこともあるが「内野で出るのが一番」と意気込む。4月1日の仙台開幕では再び古巣と対戦。「次はいい対戦がしたい」と、内野の定位置をつかみ取ることが最大の恩返しになる。【島根純】



