打撃不調の阪神マット・マートン外野手(32)に17日、和田豊監督(51)が救いの手を差し伸べた。フリー打撃のケージ裏で、身ぶり手ぶりの熱血指導だ。

 オープン戦3試合連続の無安打。通算でも33打数6安打で打率1割8分2厘と不振にあえぐ。通訳を介した意見交換は、徐々に熱を帯びた。指揮官は自らの太ももに手を当てながら、バットを持たずにスイング。するとマートンも同様に体重移動の部分を繰り返し体で表現した。そのやりとりが交互に、何度も繰り返されたのだ。

 マートンは内容こそ明かさなかったが「今日メイビー(たぶん)イチバン。明日イメージチェンジ」とご機嫌で球場を後にした。

 1軍合流したゴメスはもちろん、ここまで4番を任せたマートンの打撃内容が上がれば、貧打を嘆く和田監督の心中も少しは落ち着くはず。監督は「ここ数日で一番良かった」と評価していた。