<オープン戦:中日0-3オリックス>◇19日◇ナゴヤドーム

 オリックスがやっと連敗を止めた。オープン戦とはいえ、2引き分けをはさんで8連敗のトンネルを抜けだした。中日に3-0の快勝で、11試合ぶりに勝利を味わった。

 先発岸田が開幕ローテーション入りを確実にする快投で流れをつくった。7回を6安打無失点。過去2戦打ち込まれた反省から、17日のブルペンで急きょセットポジションからワインドアップに投法を変えた。「リズムよく球をリリースできた」。開幕2カード目の楽天3連戦で、10年以来4年ぶりの先発が濃厚となった。

 攻撃でも本番さながらの戦法をとった。5回1死一、三塁で伊藤光捕手(24)がセーフティースクイズを決めて先制。8回には竹原の2点三塁打でダメを押した。森脇監督はスクイズに「点を取っていくのに必需品。本番であってもなくても、やらなきゃいけないプレーだった。地味だったけど、持ち味を出したね」と理想的な試合運びに笑顔を見せた。

 オープン戦の勝ち負けは二の次とばかりに「勝っても負けても感想は用意していない」と連敗ストップには素っ気なかった。とはいえ、昨季5位のチームには白星がなによりの薬。糸井ら主力が戻り、戦力は整いつつある。オープン戦はあと3試合。乗って開幕を迎えたい。【高垣誠】