<オープン戦:ヤクルト1-6ロッテ>◇22日◇神宮
ヤクルト小川淳司監督(56)が、開幕を控えて悲壮感を漂わせた。引き分けを挟んで5連敗を喫し、99年以来となるオープン戦の最下位が決まった。試合後、神宮室内で行われた年間シート購入者限定イベントであいさつに立つと「オープン戦では1つしか勝てず、皆さまにはご心配をおかけしています」と謝罪。「明日(23日)は全力で勝ちに行って開幕をいい形で迎え、1年間終わったら喜んでいただけるよう必死で頑張って行きます」と誓った。
打線は重症だ。3回の1死満塁も8回の無死満塁も無得点に終わった。ことに心配なのが5番固定を構想している川端の不振。オープン戦は12試合で46打数6安打の打率1割3分と低迷。この日も8回の1死満塁で遊ゴロ併殺に倒れた。「なかなか調子が上がってこない。2カ月になるので長いですね。外した方がよくなるのか、使っていた方がいいのか…」と悩み始めた。
打線に関しては短期間で変えない方針だった。この日は上田を2番に起用したが、手術明けの雄平を休ませる処置。その上田が5回に唯一の適時打を放ったが、得点はこの1点だけに終わった。その上田も3回1死満塁では外野飛球も打てず、「アウトの内容が去年から悪い」と厳しい。開幕まであと5日となった。「こうなったら公式戦で打ってくれたらいい」と、最後は祈るような言葉となった。【矢後洋一】




