<オープン戦:ヤクルト1-6ロッテ>◇22日◇神宮

 ロッテのドラフト5位、井上晴哉内野手(24=日本生命)が豪快な1発で「開幕4番」をたぐり寄せた。7回無死一塁から、外寄りの直球をバックスクリーンにたたき込むオープン戦第1号。「久しぶりに(ダイヤモンドを)1周して楽しかったです」と、満面の笑みをみせた。

 43打席目に出た待望のアーチ。その裏には先輩からの助言があった。前の3打席はヤクルト石川の多彩な変化球に凡退。打席で迷いのある姿に、岡田から「あまり考えすぎるな」と声をかけられたという。「あのひと言で気持ちが楽になりました」。狙いを真っすぐに絞り力まず振り切った。

 左翼席のロッテファンからは「開幕4番だ、井上!」とコールが飛んだ。アジャ・コング似の風貌から注目されたが、もう話題性だけではない。「キャラが先行しつつあったけど、野球で(結果を)出せたかなと思う。もしそう(4番)なった場合は、しっかり責任を持ちたい」と、期待を受け止めていた。