<オープン戦:中日0-3楽天>◇22日◇ナゴヤドーム
待ちわびた1本がようやく出た。楽天ケビン・ユーキリス内野手(35=ヤンキース)が29打席ぶりの安打を放った。4日のロッテ戦以降9試合連続無安打だったが、久々の長打に「難しく考えず、自分の打てる球をしっかりと打った」と笑みがこぼれた。1回2死一塁。外角高めの140キロの直球を見逃さなかった。斜め上から斬りつけるようなスイングで捉えたボールは、グングン伸びた。キレイに右中間を破ると一塁走者銀次が生還。ユーキリスも楽々と二塁に到達した。「打点を挙げられることができて良かった」と力を込めた。
長いトンネルからようやく抜けた。長打は2日のソフトバンク戦以来。打撃の感覚を取り戻すために、連日早出をし、黙々とトス打撃を繰り返した。ノーゲームとなった18日のロッテ戦では遊撃へ強烈なライナーを放つなど徐々に上向きになっていた。指導をしていた田代打撃コーチも「ヘッドの走りと手の使い方が良くなってきた」と目を細める。ユーキリスは「キャンプから仕上がりはいい。シーズンへの準備は出来ている」と自信を見せる。メジャー通算150発の助っ人にエンジンがかかってきた。【島根純】



