<日本ハム6-5オリックス>◇28日◇札幌ドーム

 オリックスがまたも死闘に敗れた。延長12回、5時間2分の総力戦。しかし、最後は新人東明が小谷野にサヨナラ打を浴びた。オリックスは昨年の開幕戦でもロッテ相手に延長12回サヨナラ負けを喫しており、2年連続で開幕戦の延長サヨナラ負けは、2リーグ分立後初めての屈辱だった。

 延長12回、1死満塁のピンチ。プロ初登板で過酷な場面。それでも、東明は臆することなく、小谷野にフォークを投じたが、左翼へはじき返された。「思い切って投げたので。次にチャンスをもらえたら抑えたい」と悔しさをこらえた。

 森脇浩司監督(53)は「全員が全力を出してくれた結果。(東明の投入は)最善の策。相手が上回った」とベンチ入りメンバーをほぼ使い切った激戦を振り返った。

 守備のミスも出て課題も多かった。それでも出遅れていたペーニャや糸井が適時打を放つなど打線が12安打を放つなど機能した。2年連続で悔しい敗戦となったが、指揮官は「ミスは反省して明日からの試合につなげていくだけ。今季もこういう試合が多くなる。しっかり準備してかかっていきたい」と前向きにとらえた。この経験を糧にしてみせる。