<ロッテ7-1日本ハム>◇6日◇QVCマリン

 日本ハムの先発ローテーションに、早くも誤算が生じた。武田勝投手(35)がロッテ3回戦に先発し、5回5失点(自責4)で、前回登板に続く早期KOされた。栗山英樹監督(52)は試合後、1軍登録を抹消することを決めた。

 冷静に、前向きに…、武田勝らしかったのは、マウンドを降りてからだった。「頭と体が一致していない状態でマウンドに上がっている感じです。ストライクを取りにいって腕が振れていなかったり…」。先制点をもらった直後の1回に鈴木に同点弾を浴びると、清田には2打席連続で被弾。制球を乱し、ストライクをほしがって痛打をくらう、らしくない投球だった。

 3月30日のオリックス戦も、5点を先行しながら、4回に4失点し5回途中で降板した。2試合続けての背信投球に、首脳陣の決断は早かった。栗山監督は「気になるところは早めに手を打つ。何が悪いのか、はっきりさせてもらう」。1度ローテを飛ばし、復調させるための時間をつくることにした。

 チームとともにいったんは札幌に戻るが、厚沢投手コーチは「(2軍戦で)1回投げさせた方がいい」と、イースタン・リーグで調整登板させる考え。武田勝は「投球フォームも早い段階でしっかりリセットしたい。この時期でよかった」とポジティブにとらえた。今季初の4連敗に、ベテラン左腕の離脱と状況は厳しいが、シーズンはまだ始まったばかりだ。【本間翼】