<日本ハム3-2西武>◇12日◇札幌ドーム
西武菊池雄星投手(22)が後輩に負けた。日本ハム大谷との「花巻東対決」の投げ合いは、6回8安打3失点で敗戦投手に沈んだ。「何があったんでしょうね…。そこを繰り返しているので、しっかりと課題にしなければいけない」。1点をリードの3回、3連続四球で満塁とすると、2本の適時打に暴投も絡み、あっさりと逆転を許した。
マウンドの姿に躍動感がなかった。身長が9センチ高い大谷を「自分もあと10センチ、身長があったら。常時150キロの直球とホームランも打てる。どっちも野球選手のロマンですよ」と後輩の潜在能力が、うらやましく映った。何とか3失点にまとめたが、物足りなさは否めなかった。
ベンチの印象も同じだった。伊原監督は「(大谷は)ガッツある投球をする。それが体に出ている。雄星はそこが欠けている」と指摘。「まだまだ若者なんだから体で表現しながら向かっていく姿勢を出してほしい」と、全身からみなぎる菊池本来の荒々しさを求めた。
菊池は開幕から3戦全敗で試練の道のりは続く。「何とかゲームメークができれば、いつか勝てると思う。今日は勝てなかったけど次にはつながると思う」と前だけを見つめた。【為田聡史】




