阪神和田豊監督(51)が、今日15日からの広島との首位攻防戦へ「先制パンチ」の重要性を説いた。本拠地で巨人に3タテを食らわせて、5連勝を飾った指揮官は休養日となった14日の午後、広島入りした。

 広島は昨季CSファーストステージで2連敗を喫した相手であり、シーズンも含め最後は対広島4連敗で幕を閉じた。それだけに、指揮官は今季最初の対戦がカギになると見ている。

 「やっぱり1発目の戦いが大事になってくるな」

 短い言葉で決意を示した。和田阪神は藤浪晋太郎投手(20)が先発マウンドに立つ。3連戦初戦は普段以上に大きな意味を持ちそうだ。

 「まだひと回りしたわけじゃないから。相手も自分のところも戦力を整えるための15試合だと思う」

 開幕から5番マット・マートン外野手(32)の前に走者をためて得点するパターンができている。それを敵地で継続できるか。球団の、そしてプロ野球の月間打点記録更新が期待されるM砲にはこう言った。

 「マートンの前の打者もそういう意識でやっている。(記録に)並ぶとか、1点超えるとかではなく、大幅に超えるぐらいのね。それぐらい状態はいいから」

 勝算あり。敵地へ乗り込む指揮官の表情には自信がみなぎっていた。【鈴木忠平】