<ヤクルト3-5巨人>◇17日◇神宮

 ヤクルト・ウラディミール・バレンティン外野手(29)の今季初の1試合2発も空砲に終わった。2回に8号ソロ、6回に9号2ランと気を吐くも、勝利につながらず。ここまでアーチをかけた試合は2勝6敗ともどかしい展開が続くが「勝つ時もあれば負ける時もある。ベストを尽くすだけ」と前を向いた。試合前には巨人阿部に前夜の乱闘騒ぎを謝罪。9回のマシソンとの対決も平常心で臨んだ。本塁打はシーズン81本ペースと好調だが、「タイトルにこだわりはない。今年はチームが優勝するために勝ちたいだけ」と力を込めた。