<巨人4-11ヤクルト>◇15日◇東京ドーム
巨人が主催試合でヤクルトに3連敗したのは、97年9月13~15日以来。投手陣がこの3戦で打たれた安打は、合計48本。打線も低調で、先発投手を崩せずに主導権を奪取できない。同じ展開で黒星を重ねた。
粘りが身上の大竹寛投手(30)も、束になってくさいボールをカットするヤクルト打線に根負けした。5回だけで40球を要し、一気に100球オーバー。1点差の6回、浮いた球を先頭から3連打され「流れが悪くなった」。言葉通り試合は決まり、後続投手にも雪崩現象が起きた。セペダを4番に据えた打線も機能しなかった。スイングの軌道が大きく、フォークボールを丁寧に落とす木谷の術中にはまった。
今季ワースト失点を、2夜続けて塗り替えてしまった。原監督は「よく数えたね。(被安打)47本までは、数えていたんだけど」と言ってから、「個々がどうこう、ではなくね。1人1人が現実を受け止め、次につなげなくてはいけない。今のチーム状況、痛みを全員で感じて、次につなげるのが大事ですね」。セペダ加入に頼るのは寂しい。実力者たちが状態を上げるのはもちろん、ヤクルトが実践したように、束になって相手を崩す方策も練り上げたい。【宮下敬至】



