<巨人4-3西武>◇6日◇東京ドーム

 5月29日に心不全のため亡くなった原貢氏(享年79)の葬儀が6日、近親者のみで営まれた。

 貢氏の息子である巨人原辰徳監督(55)も、万感の思いを胸に試合に臨んだ。少し遅れて東京ドームに入り会見。「家族葬の中で、温かく見守られる中で、旅立たせることができました」と頭を下げ、包み隠さず語った。

 原監督

 おやじ…。おやじさんは、野球が好きで東海大が好きだった。東海大名誉総監督の肩書をいただいて。喜んでいると思います。人生はチャレンジ。ぼろは着てても心は錦。正々堂々勝負して、進んでいこう。しっかり理解して(人生を)歩んでいきたい。

 厳しく、優しい父だった。「師であり、理解者であり、ファンだった」と言って勝負師に戻った。「幸いにも今日、勝負ができる。挑んでいきたい」と、一心不乱にサヨナラを目指した。延長10回無死一塁の初球、長野が盗塁。最後は代打横川が決めた。果断な采配でしのぎ合いを制し言った。「これが野球の難しさ。これが野球です」。

 7月14日の午前11時から、東京ドームホテルでお別れの会が行われる。