<阪神3-4オリックス>◇6日◇甲子園

 オリックスが大逆転で首位の座を守った。エース金子がつかまり、3点を追う苦しい展開を、T-岡田外野手(26)がひと振りでひっくり返した。1点を返しなお2死一、三塁。阪神2番手福原のストレートを振り抜くと、右中間スタンドへ飛び込む逆転の7号3ラン。三塁側ベンチで、仲間が狂喜乱舞する姿を見ながら、ベースを1周した。2試合連続の価値ある1発は、復調を告げる一撃でもあった。

 5月は打撃の調子を落とし、苦しんだ。「チャンスで打てていなかった」と、首位をいくチームで勝利に貢献できないことに悩んだ。長内打撃コーチらの指導を受けるなどで徐々に調子を取り戻し、6月に入って「全ての面でよくなった」と手応えをつかんでいた。4回にも安打を放ち、3試合連続マルチ安打と結果も出てきた。「迷惑をかけていたので、取り返せるように頑張りたい」。和製大砲の号砲が、チームをさらに進撃させる。