<阪神1-4オリックス>◇7日◇甲子園

 オリックス平野恵一内野手(35)が、古巣をかき回して勝利に貢献した。4回1死、チーム初安打となる二塁打が口火。阪神岩田がそこから崩れた。糸井、ペーニャが四球で歩いて満塁になり、坂口の二ゴロ、T-岡田の激走による二塁内野安打で2点をもぎ取った。

 平野恵は今季の阪神全4戦で安打を放ち、15打数10安打、打率6割6分7厘。「もしかしたら投手が投げづらいのかもしれない。阪神時代、投手とはよくコミュニケーションを取っていたから。あの安打が起爆剤になってくれたのなら良かった」と、一昨年まで在籍したチーム相手の大当たりを振り返ると、こう続けた。「優勝したい。その思いは人一倍強いですから」。

 救援陣も必勝への思いをつないだ。先発東明が5回まで3点リードを守り、比嘉の離脱で空いた6回は岸田が完全投球で中軸3人をピシャリ。7回からは馬原、佐藤達、平野佳が無失点リレーを完成させた。チームは甲子園で5連勝、関西ダービーを3勝1敗で終えた。パ首位を守った森脇監督は「2試合続けていい試合ができたと思う」と満足そうにうなずいた。【堀まどか】