<広島5-16ソフトバンク>◇7日◇マツダスタジアム

 ソフトバンク中田賢一投手(32)が6戦ぶりとなる今季6勝目を挙げた。大量援護に守られながら8回途中を7安打2失点に抑えた。「大量得点を取ってくれたのでテンポよく投げようと思った」。2回、カーブが高めに浮きエルドレッドにソロを許したが、緩急をつけようとした結果。相棒の鶴岡と今までの配球の偏りや固定概念を捨てて打者を攻めた。

 前回5月31日ヤクルト戦は今季最短1回2/3で自己ワーストタイの10失点。バレンティンに本塁打を浴びた直球勝負を悔やんだ。無残な自分の映像をこの1週間、何度も見返した。

 開幕から5連勝も5月は5戦勝ちなし。41日ぶりの白星が苦悩の日々を過去にした。「次が大事」。ふっきれた中田の気持ちは、もう前に向いていた。