<阪神1-4オリックス>◇7日◇甲子園
ヨヨヨ、と言うまに4位転落の危機だ。阪神は本拠地での関西ダービーで、前夜の3点差逆転負けショックを引きずるかのような完敗を喫した。甲子園4連敗となり、4月17日以来となる貯金2への下落。4位中日に1ゲーム差と迫られ、猛打爆発のソフトバンクを迎える今日8日の結果次第で、Aクラスから脱落する踏ん張りどころを迎えた。
Bクラスのささやきが聞こえる。4月に10連勝した甲子園で4連敗。4安打しか打たれていないのに4点を奪われた。「4」ずくめの負け方で、ついに4位が見えてきた。7イニングを無安打に抑えても、4回と5回に失点。逆転負けの前日6日に「俺の責任」と自らを責めた指揮官は攻めの気持ちを強調した。
和田監督
あそこはきゅうきゅうとして…。攻めてる時はいい投球をするんだけどね。逃げてるわけじゃないけど、慎重に丁寧になると岩田のいいところが出ない。1本のヒットでガタガタきてしまったからね。
先発の阪神岩田稔投手(30)は3回までパーフェクト。4回1死から平野恵に二塁打されると、連続四球で満塁とした。二ゴロと内野安打で2失点。5回は2死二塁から平野恵へストレートの四球。糸井の右前適時打のあと、暴投で4点目まで献上した。
先制された場面は二塁上本がゴロを待った。和田豊監督(51)は「(前に出れば)いいタイミングになったとは思う。勝負する場面」とも振り返った。マウンドの背中はバックにも伝わった。反撃したい打線まで「4」安打。5試合ぶり先発の福留は音無しで、マートンも3試合連続の沈黙だ。オリックス戦は1勝3敗で、5年連続で勝ち越せなかった。「勝ち越せない」と聞かれた虎将はまくしたてた。
和田監督
反省しても、もう当たらないわけやから。明日どうするか考えて。とにかく毎回初戦のことばかり言うんだけど取り返そうとか連敗止めるとか、マイナスから入るのじゃなく、とにかく日々新たに、とにかく初戦を取るという気持ちで。
カード初戦を10戦連続で落としている状況で、打線爆発中のソフトバンクを迎える。今日8日に敗れ、中日が勝てば、ついにBクラス…。指揮官は「とにかく」を繰り返した。真夏のロードもシーズン折り返しもまだなのに、下を向くのは早すぎる。【近間康隆】



