<西武3-2阪神>◇14日◇西武ドーム
西武が、今季初めての4連勝をマークし、最下位から脱出した。田辺監督代行は「もう明日のゲーム、何とか勝ちに向かっていくだけ」と、まだまだ浮上する途上と強調した。最大15あった借金は5月10日以来の10まで減らした。伊原監督の休養で、バトンを渡された「田辺カラー」が導いた4連勝だった。
1点を追う2回無死一塁。木村は「投手は能見さんだし、バントかな?」と思いながら打席に立った。予想に反し、サインは打て。「良し!
と思いました」。直球を振り切ると、バックスクリーン左に飛び込む6号2ランとなった。
田辺監督代行は「バントも考えたのですが、走者が(足の遅い)メヒア。二塁封殺だと雰囲気が悪い流れになる。(木村は)1試合1試合、経験が大事ですから」と解説した。伊原監督は「策士」のイメージが強いが、田辺監督代行は違う。「クリーンアップには信頼して任せている。小細工はしないです」と明言する。「初球から思い切り振ろう」と指示する積極打法が、結果に出ている。同代行は「ベンチの雰囲気はいいですし、1点2点とリードされていても『いける』という雰囲気がある。確実に選手は強くなっている」と、若手の躍動を頼もしそうに話した。【金子航】



