<オリックス7-4中日>◇14日◇京セラドーム大阪

 痛すぎる逆転負けだ。中日谷繁元信兼任監督(43)が2回に遊ゴロを打った際に左太もも裏痛を再発。その裏の守備から交代した。「このままやるとマズイなと。でも前より大したことはないと思う」。5月26日のソフトバンク戦の走塁で痛め、6日の楽天戦から先発復帰したが完治はしていなかった。将がグラウンドを去ると敗戦への坂道を転がった。

 (1)武山&松井雅で7失点

 初回に和田と平田の適時打などで3点を先制した。だが2番手捕手武山が交代直後、雄太とのコンビで伊藤に2ランを浴びるなど4点を失い逆転された。「取られ方が悪いですね。特にあの2ランが…」。指揮官も悔やんだ8番の1発。5回にエルナンデスのソロで追いついたが、その後は3番手捕手の松井雅も3点を失い万事休した。

 (2)第4捕手は41歳の和田?

 超攻撃タクトもあぁ…

 同点の6回、代打小笠原を送るなど1死満塁と攻めた。さらに武山の打順で代打野本と小笠原の代走で松井雅を投入。もし松井雅が故障すれば、交代可能な捕手経験者は和田だけという攻撃采配だった。だが比嘉の前に野本は遊飛、岩崎は三振で無得点。「1点でも取れていれば」。野本と岩崎は2軍落ちが決まった。

 岩瀬が4失点した12日ソフトバンク戦に続く3-0からの逆転負けで借金は3。谷繁兼任監督の抹消はないもようだが、今日15日は欠場が濃厚だ。指揮官は「毎回勉強すればいい」と武山と松井雅に奮起を促したが、達川バッテリーコーチは「監督との差が一番出た試合」と厳しく指摘。竜将復帰まで再び試練の戦いが続きそうだ。【松井清員】