<西武3-2阪神>◇14日◇西武ドーム

 阪神マット・マートン外野手(32)が22試合ぶりとなる8号ソロだ。1点を追う6回2死走者なし。内角高めに浮いた変化球をフルスイング。高々と舞い上がった打球は、左翼フェンスをぎりぎり越えた。

 「自分としてはいいスイングが続いていた。(芯から)ちょっとずれていたので、入るとは」

 前打者のゴメスが左翼に大きな飛球を放ったが、西武栗山にジャンピングキャッチされた。その栗山はマートンの打球もフェンス間際まで追いかけ、捕球したかに思えた。だが、栗山のグラブにはボールがなかった。少し間が空き、本塁打と分かり、虎党の歓声がドッと湧いた。

 5月14日広島戦(どらドラパーク米子)以来の1発。今交流戦でようやくの1号に「この状態を続けていきたい」。チームは今季西武に3戦3敗。「マートンさん、明日も打って!」の声援を背にバスに乗り込んだ。