パ・リーグは14日、白紙となっていたマツダオールスターゲーム2014(18日・西武ドーム、19日・甲子園)の全パの監督を、ロッテ伊東勤監督(51)が務めると発表した。

 楽天星野仙一監督(67)が12日に出場を辞退したことを受け、日本野球機構(NPB)は代役の人選を急いでいた。この日、伊東監督に正式に要請したパ・リーグの村山理事長は都内で会見し「伊東監督に急きょお願いしたところ、気持ちよく引き受けていただいた」と、決断に感謝した。

 異例の事態を収拾させたのは、ドクターストップにより強行出場を断念した星野監督から伊東監督への“直電”だった。試合前に取材に応じた伊東監督は「2、3日前に星野さんから直接電話をいただいた。『出たいけど、歩くのもままならない。後は頼む』と言われました。そう言われて嫌とは言えません。その時点で、わかりましたと」と、すでに受諾する意向を固めていたことを明かした。

 前年3位球団の監督が球宴で指揮を執るのは初めて。想定していなかった大役に、伊東監督は「まだ出場選手のこともよくわからない。チームの状態がよくないので(球宴までの)残り3試合のウエートが大きい。時間がないけど、それが終わってから考えようと思っています」と複雑な心境ものぞかせた。また球宴のコーチとして、西武田辺監督代行、楽天大久保監督代行がベンチ入りすることも決まった。