<巨人1-12ヤクルト>◇14日◇東京ドーム

 巨人が大敗した。被安打19は今季最多、11点差は10年6月1日ロッテ戦以来の大差だ。

 左肩痛が回復した内海哲也投手(32)が45日ぶりに先発。制球力が本来の調子に遠く、3回2/3を3失点でKO。先制直後の3回、売り出し中の山田に同点本塁打されたスライダーが象徴的で、らしからぬ甘さだった。「投げ込んで、コントロールを修正しないと話にならない。しょうもないピッチングを2度としないよう調整するだけ」と猛省した。

 土田、笠原、今村は、アピールを逃した。四死球を絡めた上で木っ端みじんに砕かれた。土田と笠原は再調整する。打線も石川-中村のバッテリーに屈した。鋭利なコーナーワークで揺さぶる石川に8回まで1点だけ。6回に組んだ円陣も効果を発揮しなかった。

 原監督は内海に「マークしている相手に(ホームランで)同点にされているようでは」と指摘。若手投手には「荷が重いかもしれないけど、若武者なんだから」とハッパ。返す刀で「工夫が必要」と、打線にも注文。劣勢が守備にも伝染し、終盤は緩慢な追い方で安打の山を築かれた。ネジを巻き直して折り返したい。【宮下敬至】