<オリックス8-1楽天>◇16日◇京セラドーム大阪
前半最終戦は飾れなかったが、後半戦で巻き返すぞ!
楽天打線がオリックス金子の前に5安打1得点と沈黙。大久保博元監督代行(47)が積極的に采配を振ったが、実らなかった。また先発の則本も3回1/3を投げ、7安打4失点でKO。3戦連続で5回を投げきることができなかった。しかし2カード連続で勝ち越しと、チーム状態は上向き。球宴休みを挟み、大逆転日本一を目指す。
試合後、大久保監督代行は自らを責めた。「選手は指示通りよくやってくれた。自分がそういう試合にしてしまった。申し訳ないの一言。いい試合を見せられなかった。選手は誰も悪くない」と悔しそうに話した。今季初の4連勝がかかった試合で、完敗だった。打っては5安打1得点、投げては被安打17の8失点。投打がかみ合わなかった。
積極的な采配が裏目に出た。投手陣の勝ち頭、則本が2死から糸井に2ランを浴びる。その後も直球が高めに抜けるなど、制球が安定しない。4回に3つ目の四球を出したところで、交代させた。「今日は総力戦でいこうとしていたし、則本を代える時はバッテリーごと替えるプランだった」と捕手嶋もベンチに下げた。しかし、打率2割8分を超える嶋がいなくなった打線は決定力を欠いた。
7回に疲労が見え始めたオリックス金子を攻めたて、1死一、三塁の好機をつくる。打席には途中からマスクをかぶった小関。だが打率1割5分に満たない若鷲には荷が重かった。あえなく空振り三振に倒れると、続く森山も三振。結局この回も得点を挙げることはできなかった。中継ぎ陣も流れを止めることができず、8失点。大久保監督代行は「今日は全く持って俺の責任」と肩を落とした。
それでも2カード連続で2勝1敗と勝ち越し、借金は2つ減った。試合前、「俺らは全然諦めていない。一致団結している。自力優勝が消えても巨人は優勝したことがあるんでしょ?
だから俺たちも『みんなで伝説をつくろう』と目標を持ってやっている」と力をこめた。球宴休みを挟み、21日からの敵地西武ドームで5位西武との3連戦。ここで3連勝すれば一気に最下位を脱出する。大逆転日本一へ、前を向いて後半戦に挑む。【島根純】



