前半戦最大のサプライズを運んだ中日浜田達郎投手(19)が19日、日刊スポーツのインタビューで心境を語った。阪神藤浪、日本ハム大谷と「高校ビッグ3」と言われた若き左腕が2年目にして才能開花。この日は明日21日からのDeNA戦に向けてナゴヤドームで調整した。夢の舞台で投げ合った藤浪、大谷への思いも語った。

 -阪神藤浪、日本ハム大谷が球宴で投げ合った

 浜田

 これまでは何とも思わなかったけど、最近になってやっぱり悔しいなという思いが出てきた。2人は去年から出てますからね。僕はまだ早いかもしれないですけど、もうちょっといい投手になって球宴に出たい。

 -初先発で完封は2人もできなかった快挙。10代先発デビューから4連勝の球団記録もつくった

 浜田

 充実感はあります。ただ、初めに先発したときは腕がしっかり振れてたんですけど、試合に慣れていくうちに、自分の中で甘さというのが出てきた。もうちょっと力を抜いても、思いっきり腕振らなくても抑えられるんじゃないかとか。浮かれずにいきたい。

 -マウンドの上で跳び上がるような投げ方は昨年までは見られなかった。

 浜田

 あれは今年1軍で投げ初めてからです。たぶん。とにかく自分にはコントロールがないから腕を思いっきり振るしかない。意識してああなったということはないんです。とにかく吹っ切ってやったら、ああいうフォームになったんですよね。

 -体の柔らかさとバランス感覚がないと投げられないフォーム

 浜田

 体はそんなに柔らかくない。人並みだと思います。ただ、胸郭が人よりは張れるというか、開く。測定はしてないんですけど勝崎コーチに言われたことがある。投げるときに人より胸が張れるのでボールが見にくいというか、腕が遅れてくるというのはあるかもしれない。

 -昨季は2軍戦でも制球に苦しむ場面があったが、今季から高校時代のスリークオーターに戻して制球が安定した

 浜田

 変化球でストライクを取れるようになったことが大きい。春先のファームの試合でスライダーの握りを変えて、しっくりいった。そこから制球が安定するようになりました。

 -夏場の体調管理は難しい

 浜田

 夏(8月)生まれなので大丈夫です!

 とにかく食べることは気にしています。1度、和田さんに「とりあえず若いんだからたくさん食べろ」って言われたことがあるんです。ナイターでも試合後には茶わん3杯ぐらいは絶対に食べてます。

 -明日21日からのDeNA3連戦の先発が濃厚。後半戦の目標は

 浜田

 自分がどこに投げるというのは考えないです。そんな立場じゃないので任されたら必死にやるだけ。具体的な数字の目標はないです。初心に戻ってリセットして一からやりたい。1軍に残ることで精いっぱいです。【取材・構成=桝井聡】