オリックス森脇浩司監督(53)が、広島で活躍した「炎のストッパー」の墓前に優勝報告することを誓った。20日は無二の親友で、32歳の若さで亡くなった津田恒実さんの命日。93年の死去から、特別な感情で迎える1日だ。「僕にとって、特別な日。野球が当たり前にできると思うが、決して当たり前じゃない。自分のため、家族のため、チームのために最善を尽くすことを確認できる日だと思う」。いい報告をしたいか-と問われ、静かにうなずいた。「素直にそう思う」。

 津田氏は闘志を前面に押し出し、常に全力投球だった。指揮官も同じだ。この日は神戸第2で全体練習。日本ハムとの3連戦に備えた。「いいスタートを切りたい。どこよりも挑戦者の気構えを持ち続けてこそ。これからいろんなことが起きる。1戦1戦の積み重ねが大事だ」。選手、指導者として、多くの出来事に直面してきた。ペナントレースの怖さも熟知している。原点回帰の1日。一戦必勝を貫き、18年ぶりのリーグ制覇を目指す。