阪神のルーキー左腕岩崎優投手(23)は、後半戦2カード目にあたる広島戦(25~27日)に先発する。広島相手に2戦0勝2敗。中西投手コーチは「(広島戦の)イメージはよくない。ワンチャンスにやられているから、今後を占うと思って(いかす)。ここであかんかったら(広島戦の登板を)考える」。上位を争う広島戦マウンドを確保できるのか、チームだけでなく、岩崎にとっても重要な一戦だ。

 ドラフト6位入団ながら、開幕ローテに入り、前半戦3勝。岩崎は「前半戦の結果には満足していない。今、4敗でしょ?

 (白星が)逆転できるように頑張ります」と後半戦へ意気込んだ。前回登板(14日)中日戦の2回、右スネ付近に打球を受け途中降板したが、16日からキャッチボール再開。この日も甲子園でランニングに取り組むなど問題ない。

 また、2軍で調整を続けている5年目秋山は、31日ヤクルト戦(甲子園)に先発予定。23日の2軍紅白戦を挟み、今季2度目の1軍の先発マウンドに臨む。