<DeNA11-4広島>◇7日◇横浜
広島はヒース、大瀬良の好投で盛り上がった巨人追走ムードもしぼむような敗戦だった。懸命に踏ん張っていた3番手の中田廉投手(24)が力つきた。4-3の7回2死満塁で石川に力勝負を挑んだが、7球目の144キロストレートを左前に運ばれた。二塁走者グリエルの本塁突入は微妙なタイミングだったが、左翼ロサリオの返球がホームベース手前で弾み、勝ち越しを許してしまった。
代わった今井啓介投手(27)も3連打を浴び、相手への流れを加速させた。前半はセンター丸が再三の好守でもりたてたが、終盤は無残な失点の連続。巨人完敗の裏で、追う広島も逆転負け。差を詰める好機を逃した。
野村謙二郎監督(47)は先発九里を3回途中で代えた。3点リードがあったにもかかわらず、2回に3四死球でピンチを招き、3回は先頭から3連打を浴びた右腕を見切った。早めの継投で負けられない緊張感をみなぎらせた。だが結果的に中継ぎへの負担は重くなり、投手陣は計19被安打。野村監督は「(投手陣は)粘ってほしかったんだけれど」と、唇をかんだ。6日に1軍復帰のキラも2試合連続無安打と復調の兆しが見えず、再降格も検討されることに。巨人を追いながら、苦しいやりくりが続く。【堀まどか】



