広島の絶対的エース前田健太投手(26)が19年ぶりの2位を確定させる。シーズン最終戦となる今日5日巨人戦に先発予定。引き分け以上で2位が決まる大一番に向け4日、自然体を強調した。

 「いつもと同じ気持ちと違う気持ちと、どちらもあると思うけど、ピッチング自体は変えずにいきたい。今までに開幕戦とかで失敗したことがあるんで、大事な試合だからといって飛ばすんじゃなくて、力配分を考えながら投げたい」

 1日阪神戦のブルペン待機を経て中7日でのマウンド。自らに課した役割は、初の本拠地CS開催にチームを導くことだけではない。最終戦は今季限りで引退する横山竜士投手(38)がブルペン待機する。「順位もそうだけど、横山さんのこともそれぐらい大事なこと。しっかり舞台を作れるようにしたい」。大勝を呼び込み、大先輩に引退試合を用意するつもりだ。守護神ミコライオが戦線離脱した直後の一戦。首脳陣は先発要員のヒース、大瀬良もブルペン待機させる。野村監督は「総動員で」と宣言しながらも、「マエケンが最初と最後をビシッと締めてくれたら」とエースの快投を期待した。【佐井陽介】